ソルダーレジストは、はんだ付けパッドだけを避けて銅のパターンを被覆します。堅牢で恒久的なパターン保護のための樹脂コートです。銅パターンのショートを防止し、酸化や腐食から銅パターンを保護することです、特にリフローやはんだ槽を使う場合には、基板製造の重要なステップです。
レジストの色:緑
一般的にソルダーレジストといえば、プリント基板表面の緑色の部分を指します。その他、黒、黄、白、赤などの色もあります。緑色は自動検査に便利で、手作業での実装工程での目の疲労を防ぐことができるため、ソルダーレジストに広く使用されています。 PCBGOGOで10種類のレジストの色を選びいただけます。
ソルダーレジストといえば、もう一つ関連する言葉の定義を挙げなければなりません。それはソルダーダムです。ソルダーダムとは、2つのパッドまたは2つのフットプリント間にあるレジストインクのことです。ソルダーダムが狭くて製造できない場合は、マスクを全開にして製造する必要があります。
PCBGOGOではソルダーダムの製造工程に合わせて、2つのパッドまたはフットプリント間の最小ギャップは0.25mm以上でなければなりません。
塗布する方法によって3つに分類されます。
1. 熱硬化:液状エポキシソルダーレジスト
基板の上に液状エポキシを印刷で塗布する方法は、最も安価で最もポピュラーなソルダーレジストです。液体のエポキシは熱硬化性樹脂の一種で、加熱硬化の過程で固体になります。色付け方法は液体エポキシ樹脂に染料を混ぜて、必要なソルダーレジストの色を作ります。
2. 写真法:液状感光ソルダーレジスト
写真法は、ドライフィルムや液体ソルダーレジストを用いた高精度な露光&現像プロセスで、写真法では紫外線露光によりレジストインクを硬化&現像してパッド部を開口します。また、液状ソルダーレジストは基板表面に印刷やスプレーで塗布することも可能であり、熱硬化ソルダーレジストよりも精度が高く、試作では安価です。
3.写真法:ドライフィルム感光ソルダーレジスト
液状の感光剤を塗布するのではなく、フィルム上の感光剤を真空ラミネーターで貼り付けます。このフィルム状感光レジストは、液状感光ソルダーレジストと同様に、露光&現像工程で紫外線露光により硬化し、現像でパッド部を開口します。
PCBGOGOの液体感光レジスト印刷
ソルダーレジスト印刷の後、ソルダーレジストのない露出部は、酸化を避けるために表面にめっき処理を施す必要があります。ソルダーレジストは単純な工程ではなく、厳格な製造ルールが必要です。PCBGOGOは豊富な製造経験と成熟した技術を持ち、高精度なソルダーレジスト技術をご提供します。
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