めっきスロット、メタルスロットは、プリント基板製造における同じ技術を指します。 めっきスロットとは、スロット(長穴)の穴壁が銅でめっきされていることを意味します。実際には、めっきスロットとは、円形ではない形状のスルーホールのことです。円形のスルーホールは、ほとんどのスルーホール部品にとって理想的な選択です。しかし、めっきスロットを必要とする長方形または羽状のリードを持つ多くのコンポーネントがあります。
スロットをめっきする工程は、スルーホールと同じです。まず、スロットを切削し、銅めっきを行い、表面仕上げが最後の工程となります。そして、スロットにはスルーホール(PTH)と非スルーホール(NTH)の2種類があります。
スロット穴(長穴)を定義する最も明確な方法は、スロットと基板外形形状をガーバーデータのメカニカル層で表示することです。お使いの基板設計ソフトウェアにメカニカル層がない場合は、別の層が必要です。 また、どちらが正しいのかわからない場合は、READMEファイルでスロット(長穴)を指示してください。
いくつかのCADシステムでは、ドリルファイル内にスロット(長穴)を定義しておけば安全です。 ただし、スロット(長穴)はX&Y寸法で定義する必要があります。これは簡単に無視されたり、基板メーカで誤解されたりする可能性があるため、導体層またはシルク層だけにスロット(長穴)定義しないようにしてください。
基板にスロット(長穴)がある場合は、当社のエンジニアにその旨を伝えるか、または注文時に要求事項に印をつけることをお勧めします。
PCBGOGOが提供するめっきスロット(長穴)の最小幅は0.5mm、めっきなしのスロット(長穴)の最小幅は0.8mmです。部品電極の寸法が大きな場合、例えば大きな羽状のコネクタは、円形の穴よりもめっきスロット(長穴)を使用した方が良いでしょう。そして、めっきスロット(長穴)は限られた寸法やスペースで、基板の設計に役立つ円形の穴よりも少ないスペースで可能です。
経験豊富な基板製造メーカとして、PCBGOGO は異なったお客様の多様な要求を満たすために、基板製造プロセスのハイエンドな製造設備そして熟練の技術的なサポートをご提供できます。めっきスロット(長穴)またはスルーホールについてのより多くの詳細情報が必要な場合は、いつでも電子メールまたはオンラインサービスで私達にご連絡して下さい。