レーザーメタルマスクとは、プリント基板製造において部品を実装する際に使用されるメタルマスクの一種です。加工方法の違いにより、レーザーーカット、ケミカルエッチング、電鋳の3種類があります。レーザーメタルマスクは通常、ステンレスで作られた薄い板で、他の2種類のメタルマスクよりも高精度です。
ご注文の際には、枠付きメタルマスクか枠なしメタルマスクをお選びいただけます。枠付きメタルマスクは、自動&半自動のメタルマスク印刷機に使用されるもので、標準的な寸法がいくつかあります。枠なしメタルマスクは一般的に手はんだに使用され、お客様のご要望に応じてメタルマスク寸法をカスタマイズすることができます。
表面実装部品(SMD)用の特徴的なツールとして、レーザーメタルマスクは、はんだペーストを正確な位置に塗布するために使います。レーザー加工機で部品の取り付け位置に合わせた形状にメタルマスクをカットします。メタルマスクを基板に固定した後、ソルダーペーストをメタルマスクの開口部から基板上のパッドに印刷塗布します。その後、部品がピックアップされ基板に置かれ、リフローの工程を経て基板に実装されます。
通常、メタルマスクは1種類の設計にのみ使用されます。ですから基板メーカーからの見積書には、常にメタルマスクの価格が書かれています。ただ、メタルマスクは無料の場合もあります。
PCBGOGOのホームページで基板を注文すると、基板と一緒に注文できるSMDメタルマスクの選択が常にあることに気づくと思います。枠付きメタルマスクには寸法がいくつかあります。
PCBGOGOが提供できるメタルマスクの最大サイズは500mm*1400mmで、有効寸法は320mm*1200mmです。
メタルマスクの精度は基板実装の品質に重大な影響を与えます。PCBGOGOは、精度向上と生産効率向上のために、基板実装の試作または基板の量産にレーザーメタルマスクを使用することをお勧め致します。レーザーメタルマスクは取り扱いが簡単で、生産時間を短縮することができます。また、ご注文の際には、電解研磨有りと電解研磨なしをお選びいただけます。電解研磨メタルマスクの方が基板実装の仕上がりが良くなります。
エレクトロニクスの急速な発展に伴い、基板と部品はますます高密度で小型になっています。この傾向は、製造工程や製造中の補助ツールの高精度化につながっています。高品質のレーザーメタルマスクは、生産効率と基板実装の品質を向上させる上で重要な役割を果たしています。
PCBGOGOは、基板試作、部品調達、基板実装、基板テストのワンストップサービスを提供しています。基板メーカーをお探しの方は、ぜひご相談ください。
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