今回は前回の基板の修正と兼ねて、基板の面付けを依頼することにした。 2×2の捨て基板10mmという内容で、最初に基板の枚数について行き違いが 有ったようだが、その問題はWebからのフォームで解決。実際に来た 基板は問題ないようで、面付けのカット面もあまり力を入れずとも スムーズに割れて、綺麗に仕上がっていた。

前回は設計の段階から失敗していたので、回路の集積も兼ねて修正。 どうやら前回、色々と受注時の項目を弄っていたようで、もっと安く 試作することが出来ることがわかったので、そのように設定。 必要なレイヤも分かったので、それらをガーバーデータ化し、発注。 どうやらすんなり通ったようで、すぐに製作開始。 次の日にはもう出荷状態に入っていた。そして輸送を待つこと1週間、 無事に製品が届いた。これから組み上げて問題を洗い出すことにする。

KiCadにてエレキギターのエフェクターの回路を設計。 ガーバーデータを出力し、発注フォームより発注。 データには問題なく、こんな簡単に通るのか、というあっけなさを 感じていたら、担当者からメールが。 どうやらドリル穴が必要かどうか分からないところが有るとのこと。 ここで、ドリルマップという物が必要と知り、慌ててKiCadから出力。 メールに添付し返信。するとデータを更新したという旨の通知メールが届く。 これで一安心、と思ったら再度メールが来る。 発注フォームの半田の実装面がデータと違うという指摘を受ける。 ここで、KiCadで引いた回路が表面レイヤーだったというミスをしている事に気づく。 日を跨ぎ、それを伝え、半田を裏面に変更出来ないかをメールする。 出来ることが分かり、それで製造を開始する。ここまで2日。 3/20に製造完了、出荷。運送会社が通知と一日遅れだったが、品物が届く。 【総評】 メールも理解できる程の日本語に加え、問題の指摘部分も画像添付で分かりやすく、 応答も速い。品物は今後チェックするまで分からないが、品質の良さそうな 基板だった。また利用する機会があったら利用したいと思った。