これまでに何度がPCBgogoに基板を発注していましたが、それらの基板は単体で注文していました。
今回は、初めて面付けを行ってみました。
行うと言っても、面付けのために特別な作業等が必要ではないです。
注文画面で、面付けを選んで、1枚の基板に2x3などの面付する基板数などを指定するだけです。
表面実装部品を使うため、メタルマスクについても注文しました。
これまら初めてのメタルマスク注文で、どんな感じに仕上がってくるのか、よくわからないことが多かったです。
そこで、いつもお世話になっている、担当者さんにメールで連絡するとすぐに回答をいただけ助かりました。
上の写真が発注した基板とメタルマスクです。
メタルマスクは一枚のステンレス板に6基板分がまとめて作成されていました。
これは知らなかったです。てっきり基板1枚のみのマスクだと思っていました。
メタルマスクを使って、面付した基板6枚をそのまま、はんだペーストを塗れるようになっているんですね。
面付した基板を上に示します。
面付けを頼むときに悩んだことは、基板形状が単純な四角形ではなく、角が面取りされている基板でした。
なので、角の処理がどの様になるのかが気になっていました。
きれいにルーターで?くり抜かれていました。
中のひし形の部分も角がしっかりと出ている。
エンドミルで削り出しだと、こんな仕上がりにできないと思うのですが、角だけ別の工具で仕上げているのでしょうか。
基板自体の仕上がりも問題なかったです。
メタルマスクを使って、はんだペーストをパットに塗り、表面実装部品を配置し、リフロー炉で仕上げ動作確認しているときの写真です。
マルチバイブレータのLチカ回路ですが、満足いく動作でした。
最後に、小さな基板を単体で5枚単位で注文するよりも、面付けして一枚の基板に6枚分の基板を面付け。
それを5枚注文すると合計で30枚の基板を作製できます。
単体で注文するよりも安く作成することができるので、今後は面付けを使ったほうがお得ですね。
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